画像合成が超簡単にできる!フォトショップの「Photomerge」について解説


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多分このサイトでは触れたことがないと思うのですが、 私は絵やイラストをアナログで描くことがよくあります。

で、そのアナログで描いた原画をスキャナで取り込み、 目的に応じてデータ化するわけですが、自宅にはA4サイズのスキャナしかないのですよね。

原画が小さいときは問題ありませんが、A4以上の大きさだといっぺんに取り込むことができません。

コンビニの大きなスキャナであれば、A4以上の原画でも取り込めますが、 黄色系の色がキレイに読めないため、コンビニでスキャナするという手は使えず。

なので、自宅のA4スキャナで原画を分割してスキャンし、フォトショップでつなぎ目を合わせて合成するという面倒な作業をやっていました。



その画像合成ですが、フォトショップの「Photomerge」という機能を利用すれば 簡単にできるということを最近知り、作業がかなり楽になりました。

わざわざ自分で細かな調整をしなくても、超簡単に合成できるんです。

というわけで今回は、フォトショップで簡単に画像合成する方法について解説します。





Adobeの「フォトショップ(Photoshop)」を用意しましょう

まず当たり前ですが今回の機能を利用する場合、 Adobeが提供する画像編集ソフト「フォトショップ(Photoshop)」が必要です。

フォトショップ(Photoshop)を使うには、Adobe Creative Cloudで提供されているサブスクリプションを申し込むか、 もしくは単体で販売されているPhotoshop Elementsを買うという手があります。

Adobeの公式サイトや、
もしくはAmazonでも購入可能です。
Amazonで販売されているAdobeソフトをみる



ソフトの使用頻度が高い人、また継続して使うのであればサブスクリプション方式が便利ですが、 私自身に関しては画像編集は行うもののあまり頻繁には使いませんし、そもそも複雑な機能は必要ないのですよね。

だけど絶対に使うので、 買い切りタイプのPhotoshop Elementsを購入して使い続けています。

ちなみにPhotoshop Elementsは、古いバージョンだとちょっと安く買えます。

あまりに古いものはともかく、2019年くらいのバージョンであれば、 今回ご紹介する機能は使えるため、できるだけ安く買いたいという人は古いバージョンを探すとよいでしょう。



フォトショップで画像合成する方法について

というわけで、フォトショップで画像合成する方法について解説していきます。

利用しているフォトショップの種類やメニュー表示の設定により、画面が異なる可能性がありますが、 大筋は変わらないと思いますので参考にしてみてください。


合成したい画像を用意する

まず、合成したい画像を用意します。

私自身は4枚の画像データを1枚の画像に合成する…ということをやっていますが、 4枚だと説明がややこしくなるため、今回は2枚→1枚の画像に合成する手順について説明します。



説明に利用する画像については、pixabayで配布されているフリーイラストをお借りしました。

以下の2枚の分割された画像を、フォトショップで合成します。




Peri Priatna(by Pixabay)


2枚の画像を合成する

まずは合成したい2枚の画像を、フォトショップで開いてください。

今回はわかりやすくするために2枚にしましたが、4枚の画像を1枚の画像に合成したいのであれば、4枚すべてを開いてください。



2枚の画像を開きました。




開いたら、メニューより「画像調整」>「Photomerge」>「Photomerge Group Shot」をクリックします。






すると以下のようなダイアログが表示されるので、「すべてを開く」ボタンをクリック。






すると、Photomerge Group Shotの作業画面に切り替わります。






Photomerge Group Shotの作業画面が表示されたら、まずは基準となる画像をドラッグ&ドロップで右側にもっていきます。



基準となる画像は基本どれでもOKです。
基準画像をベースにして、別の画像の一部を合成していきます。




というわけで合成します。
右側に表示されている鉛筆ツールを選択し…






合成したい範囲を、以下のようにツールで囲みます。






すると、囲んだ範囲が基準画像の方に自動で合成されます。



画像は拡大できますので、念のために合成したつなぎ目がおかしくなっていないかを確認してください。

合成範囲を変えたければ、消しゴムツールで修正したうえで、 再度鉛筆ツールで合成範囲をなぞってください。

きちんと合成できているようであれば、右下に表示されている「完成」ボタンをクリックします。





一枚の合成画像が生成されました。

私がやったことといえば合成範囲をツールで軽くなぞっただけで、複雑な作業は何もしていません。

それでも違和感なく、
キレイに合成されています。

問題なければ保存しましょう。



画像合成時のストレスがなくなった

以上、画像合成ができるフォトショップの「Photomerge」という機能を簡単にご紹介させていただきました。

もともとこの合成機能は、複数枚の集合写真の中より、 良いところだけを切り取って合成するために作られたものなのだとか。

なので同じような写真の一部を合成する…という用途にも使えます。



例えば複数人の子供の写真を撮る場合など、 全員がいい顔をしている写真ってなかなか撮れませんよね。

一人がいい顔をしていても、もう一人があっちを向いていたり、わざと変顔していたり…

そんな場合でも、とりあえず何枚か写真を撮っておけば、 あとからいいところだけを切り取って合成することが出来てしまうわけです。

ものすごく便利な機能だと思います。



普段から様々な種類のソフトを使用していますが、最近のソフトの中では一番感動した機能だといえるかもしれません。

画像合成をする機会がある方は、ぜひ利用してみてください。





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