ウクレレ初心者には「本」より「動画」を利用した練習がベター 動画を利用した練習方法について解説


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市販の本を利用して、ウクレレを独学で練習しようと考える初心者、かなり多いです。

独学であれば自分のペースで練習できますし、市販の本を利用するのであれば費用も大してかかりません。

気軽…という理由より本で練習をはじめる人が多いのですが、本を利用したウクレレの練習は初心者にはおすすめできません。

理由は、まず続かないから。



ウクレレ初心者が教室などへ通わずにウクレレを上達させたいのなら、本よりも動画コンテンツを利用した練習をおすすめします。

なぜ動画がおすすめなのか?
またその練習方法とは?

以下、解説します。



ウクレレ初心者の練習に「本」よりも「動画」をおすすめする理由

ウクレレ初心者には、市販の教本を利用しての独学は向きません。

もし自宅で独学で練習を進めたいというのなら、本ではなく動画コンテンツを練習に利用しましょう。

なぜなのか?
その理由について解説します。


本を使ったウクレレの練習は初心者レベルには無謀



街の本屋さんやオンラインショップを覗くと、ウクレレ初心者向けの練習本がたくさん見つかります。

どの本も「独学で簡単に上達させられる」ようなことが書いてあるため、鵜呑みにしてしまいやすいのですが、 正直言って市販の初心者向けウクレレ教本は完全な初心者に向けては作られていません。

初心者向けを謳ってはいますが、実は初心者よりもちょっと上のユーザー、 ウクレレについてある程度理解があるユーザーに向けて作られています。



もしあなたに、楽譜が読めて初歩的な曲をゆっくり弾けるくらいのウクレレの腕があるのなら、本を使った練習も無謀ではないでしょう。

ですがウクレレを弾くことはおろか、楽譜を読むのが困難なレベルである場合。

まず本を使った練習だと、
楽譜を読めるようになるまでに相当苦労するはずです。

また市販の教本のほとんどは、初心者に必要な知識について最低限にしか触れられていないため、 正しい弾き方というものがよくわからなかったり、理解できないことも出てくると思います。

ものすごく根気のある人であれば、時間がかかったとしてもある程度形にはなるかもしれません。

ですがそうでなければ、途中で挫折する可能性が高いです。

実際、市販の本を使ってウクレレの独学に挑戦してみたけれど、結局弾けるようにならなかったために教室へ通うことになった方、 知人にもいます。



まずは本を使って練習してみたいとか、自分ならできると思われる方は一度やってみるとよいでしょう。

完全なウクレレ初心者にとって、本を使ったウクレレの練習が本当に大変だということがわかるはずです。



ウクレレ初心者は動画を活用して練習しよう



ウクレレ初心者には、市販の教本のみを使用した練習はおすすめしません。

イラストや写真などを用いて丁寧に解説してくれている本もありますが、やはり本で楽器の弾き方を解説するには限界があります。

弦の押さえ方がよくわからなかったり、楽譜の読み方なども直感的に理解しづらく、確実に苦労します。



もし初心者が教室へ通わずにウクレレを練習したいのなら、動画を活用した練習方法を取り入れてみてください。

動画を活用…といってもピンとこないかもしれませんが、 要は実際に弦を押さえたり弾いたりしている様子を見て、練習を行うということです。

本のコンテンツには動きがありません。

平面の写真や文章をひととおり見て「こうするんだな」と、自分で想像しなくてはならない部分が大きいのですが、 動画であれば見るだけですぐに弾き方を理解できます。

例えば…

・楽器の持ち方
・チューニング方法
・コードの押さえ方
・リズムやテクニックの練習

上記のような基本的なことを、本を読んで理解するのは大変ですし時間がかかります。

しかし動画であれば、
見たままを真似すれば再現できます。

いわば教室で、先生に見本を見せてもらって練習しているのと同じような感覚だといえばわかりやすいでしょうか。



初心者がウクレレの練習に「本」を利用するのと「動画」を利用するのとでは、練習の大変さやかかる時間が大きく変わってきます。

完全な初心者がウクレレを独学で練習するというのであれば、動画を活用しましょう。



ウクレレを練習できる動画はどこにある?

前項で、初心者が教室へ通わずにウクレレを練習するのであれば、動画を活用すべきだと述べました。

とはいえ、単にウクレレを弾いているだけの動画を見ていても、練習にはなりません。

初心者が動画をウクレレの練習に活用するのであれば、あらかじめ練習用に設計された動画を利用する必要があります。

が、その練習動画は一体どこで見つければよいのでしょうか?

以下に例をあげてみましたので、
参考にしてみてください。


DVD付きのウクレレ本を購入する



昔は市販のウクレレ教本というと、写真や文章で説明しただけのものが多かったのですが、 最近はDVDなどの動画コンテンツが付属した本が増えました。

そういった本を購入すれば、
動画を活用したウクレレの練習が行えます。

費用も大して掛からず、悪くない方法です。



ただし、そういったDVD付きの教本には欠点もあります。

私自身、いくつかのDVDつきウクレレ教本をチェックしたことがありますが、どの本も初心者向けのコンテンツがやや中途半端なのですよね。

途中から急に難しくなるものがほとんどで、「この本で練習すれば基礎をすべてマスターできる」といった本は今のところみつかりません。

ただ、初心者には向かない無駄なコンテンツはあるものの、 最低限の基本程度であればムリなく身につくはずです。

少なくとも、本のみを利用してウクレレを練習するよりも楽に上達させられるはずです。




参考として、おススメの本をいくつかご紹介しておきます。

ウクレレの教本に、動画が収録された「DVD」と音声が収録された「CD」が付属した本です。

初心者にもわかりやすい丁寧な解説や写真に加えて、 DVDで「演奏している映像」や「手元の映像」を見ることができるため、本では理解しづらい細かな動きがよくわかります。

また練習フレーズを聴くことができるCDも付属しているため、何かと便利に活用できるはずです。

半分くらいは中級向けと思われる内容であり、これ一つで基礎をすべてマスターできるというわけではありませんが、 簡単な基本の習得には便利な本です。



動画が収録されたDVDつきのウクレレ教本です。

楽器の構え方やチューニング方法をはじめ、基本的な演奏方法など初心者向けの内容を「DVD動画&本」を利用して学ぶことができます。

超初心者でもわかりやすいはずです。

ただし前でご紹介した本と同じように、初心者の練習に向くのは途中までで、難易度が高いコンテンツもあります。

30曲ものレパートリーが収載されていますが、初期の時点で全てを弾くのは難しいでしょう。 とはいえ、簡単な基礎の習得には役立つはずです。



基礎について学ぶためのDVDが付いた、ウクレレ教本です。

表紙に「いちばんやさしいウクレレ教本」と書かれている通り、 基本の基本だと思われる事柄についても丁寧に解説されています。

やはり他の2冊と同じく、初心者には難易度が高いと思われるコンテンツもあり、 全てが初心者の練習向けだというわけではありません。

それでも、基礎の習得には役立つはずです。



DVD動画で学べる講座を受講する

DVD付きのウクレレ教本を試してみたけれど、難しくてあまり理解できなかったという方。

また、複数のウクレレ教本や
DVDをジプシーするのが面倒だという方。

そんな方には、プロのウクレレ講師である古川先生が教える 「初心者向けウクレレDVD講座」が向いているかもしれません。



どちらかというと独学というよりは、手取り足取り教えてくれるウクレレ教室で学ぶような感じの講座です。

ウクレレに関するひととおりの基礎やテクニックを、すべて自宅で学ぶことができます。

本と比較すると費用はかかりますが、 本当に初心者のことを考えて教材を作りこんであるため、 きちんと取り組みさえすれば、完全な音楽初心者であっても間違いなく弾けるようになるはずです。



特に、DVDを使った映像レッスンは秀逸です。

楽譜が読めなくても弾き方がわかる楽譜を利用して、まずウクレレを弾くところからスタートするため、 飽きっぽい方でも楽しく練習を進めることができます。

ウクレレのメンテナンス、弾き方、指の使い方など初歩的なところをわかりやすく教えてくれることはもちろん、 曲の練習についても、初心者でも無理なく弾ける工夫をたくさん取り入れています。

ウクレレを上達させるためのコツ、またつまづきやすい部分を知り尽くした、プロの講師による講座だからこその内容だといえるでしょう。

これ以上にやさしいウクレレレッスンのコンテンツは、まずありません。

完全なウクレレ初心者であっても、 全21回のレッスンをこなすことで中級以上のレベルまで上達させられるはずです。



古川先生は、今も現役で80~100名の生徒さんを抱えていらっしゃる人気のウクレレ講師であり、 これまでに手掛けた教本やCDは数知れず、確かな実力を備えた講師です。

その人気講師の講座を自宅で受けられるというのは、それだけでお得感が大きいともいえます。

どうしてもウクレレが上達しない、教室に通うことなく確実にウクレレを上達させたい。 そんな方は古川先生のウクレレ講座をチェックしてみましょう。



YouTubeなどネット上の無料動画を利用する



例えばYouTube動画など、ネット上の無料動画を練習に利用するというのはありでしょう。

ウクレレ特有のテクニックをはじめ、各コードについて説明している動画など、いろいろ参考にできるものがあると思います。



ただ、完全な音楽初心者の練習には向きません。

理由は、初歩の初歩ともいえるところまでウクレレについてかみ砕いて教えてくれている無料動画がないからです。

基本について教えている動画はありますが、用語さえも全く分からないというレベルの人向けはありません。

ある程度ウクレレのことを知っている人が、特定の場面でちょっと参考にする…程度には使えますが、 完全な初心者のウクレレ練習には向かないでしょう。

参考にするにしても、他の方法である程度ウクレレを上達させてから練習に利用されることをおすすめします。



ウクレレ上達のコツはとにかくたくさん弾くこと

ここまで、ウクレレ初心者の練習方法についていろいろ述べましたが、 一番の上達のコツは「とにかくたくさん弾くこと」です。

ただたくさん弾こうと思うと、ある程度ウクレレの基礎を身に付けなくてはなりません。

楽譜もろくに読めない、曲を弾こうにも指が動かない…という状態では、練習しようにもできないからです。



まずは動画コンテンツを利用して、ウクレレの基礎を習得してみてください。

ある程度基礎がわかるようになったら、市販の教本を使った練習もムリなくできるようになるはずです。





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