白髪は確実に老けてみえるから染めたい でも染めると傷みそう…なんてことが気になる人におすすめの白髪染めを紹介!
言い方は悪いかもしれませんが、頭に白髪が多いと年齢よりも老けて見られやすいです。
人によっては威厳があるように見えるとか、格好いいなんて言う人もいるかもしれませんが、
そういう風に見えるのは芸能人のような立派なビジュアルをお持ちの人だけで、ほとんどの人は老けて見られてしまうと思います。
逆に、ある程度の年齢だったとしても、髪が真っ黒だと若く見られやすいのですよね。
黒髪の割合が多いと、パッと見た時に受ける印象が全然違うんです。
最近白髪が出てきて染めようか迷っている…なんて人、おられるかと思いますが、
少しでも若く見られたいのなら染めるべきです。
ただ、白髪染めって髪が傷みます。
頭皮にもよくないと思われ、ケミカルなものに敏感な人の場合、染めることによる髪や体へのダメージが気になってしまいますよね。
今回は、そんな人にでも使える穏やかな白髪染めをご紹介したいと思います。
なぜ白髪染めは髪や頭皮に悪いといわれるのか?
白髪染めは良くない。
そんな風にいわれますが、なぜよくないのかをご存じの方、どの程度おられるでしょうか?
簡単に説明したいと思います。
白髪染めで髪が染まる仕組み
白髪染めがなぜ良くないといわれるのかを知るには、白髪染めで白髪が染まる仕組みを知る必要がありますので、
まずはそちらから簡単にご説明します。
短い説明なので、目を通してみてくださいね。
通常、白髪染めは1剤、2剤といった具合に薬剤が分かれており、1剤にはアルカリ剤が、また2剤には酸化染料と呼ばれる成分が含まれています。
これらの薬剤にはそれぞれ役割があり、まず1剤のアルカリ剤には、髪の表面にあるキューティクルを開く働きがあります。
また2剤には、1剤と合わせることで起こる化学反応によって白髪を黒髪へと色変化させたり、
髪がもともと持っている黒髪の元となるメラニン色素を破壊し、脱色する作用があります。
・1剤で髪のキューティクルを開く
・開いたキューティクルから髪の内部に2剤が入り混むことにより、髪を脱色、黒くする作用が得られる
髪の内部で染料を黒く発色させることによって、白髪を黒く染めることができるんですね。
ちなみに髪のメラニン色素を破壊して脱色させるのは、染めた髪と黒髪の部分の色を均一にあわせるためです。
補足しておくと、単純に白髪を黒髪にするための白髪染めは、脱色成分は少なめになっています。
白髪には髪を黒く見せるためのメラニンがないため、脱色する必要がないからです。
ですが、例えば黒髪と白髪の混じった髪をブラウンに染めるような白髪染めは、白髪をブラウンに変えるだけではなく、
黒髪を脱色させてブラウンに染める必要があるため、脱色成分はやや多めに使われています。
脱色効果の高い後者の方が、髪は傷みやすいです。
白髪染めで髪が傷むのはなぜ?
白髪染めによって髪が傷む理由ですが、薬剤によって髪の外側にあるキューティクルを無理やりこじ開けるわけですから、そうなって当然だともいえます。
キューティクルは、外部の刺激や物質から髪の内部を守る役割を持つ部位です。
そのキューティクルが傷いてしまうと髪内部の栄養が逃げやすくなるだけではなく、キューティクル自体が毛羽立つことでパサついて見えたり、枝毛や切れ毛の原因にもなります。
白髪染めを使うことは、自ら髪のキューティクルを傷めつけているのと同じことなんです。
ただ幸い、キューティクルは開いてしまっただけならある程度修復は可能であるため、
白髪染めのあとにはトリートメントをするように勧められるんですね。
ちなみに白髪染めは、定期的に繰り返して使う人がほとんど。
毎回毎回キューティクルをこじ開けるわけですから、髪へのダメージは蓄積します。
加えて、白髪染めの薬剤は髪だけではなく頭皮(皮膚)にもダメージを与えます。
ダメージによって白髪や薄毛になるリスクを高めたり、
白髪染めに使われる成分の中には発がん性があるといわれる物質も含まれていますから、長期利用し続けることによるデメリットは計り知れません。
白髪染め 使わないほうが良いのでは?
白髪染めを使うことによる髪や頭皮への影響を知って、使わないほうが良いのでは?なんて思われた方は少なくないと思います。
確かに、白髪染めに使われている成分の害などを考えると、使わないに越したことはないでしょう。
ただ冒頭でも述べたように、白髪がたくさんあるとそれだけで年齢よりも老けてみえてしまいます。
ダメージは気になるけど、見た目も気になる…なんていう理由より、仕方なく白髪染めを使っていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。
そんな方に知っていただきたいのが、次でご紹介する白髪染めです。
身体に悪影響のある薬剤を使わない白髪染めもある
多くの白髪染めには身体に悪そうな薬剤が使われていますが、
中にはそのような薬剤を使っていない白髪染めもあります。
いわゆる、ヘアカラートリートメントやヘアマニキュアと呼ばれるタイプのカラー剤です。
基本的に多くの製品では天然の植物性色素をカラー成分として使用しているため、身体に穏やかな使い心地であること、
また一般的な白髪染めのようにキューティクルを無理やりこじ開けないために髪を傷めません。
また「トリートメント」という名称からもわかる通り、トリートメント成分が配合されていることがほとんどであるため、
傷みどころか仕上がりがとてもきれいなんですよね。
いろんなタイプがあり、色づきや色の持ちも各製品によって異なるのですが、
特に使い心地が良く多くの人に人気があるのは以下の製品です。
利尻ヘアカラートリートメント
利尻ヘアカラートリートメントは、自然派clubサスティさんが販売しているロングセラーのヘアカラートリートメント。
白髪用のヘアカラートリートメントとしては、もう定番の商品だといってもよいでしょう。
一般的な白髪染めに使われることの多いジアミンやパラベン、酸化剤、シリコン、鉱物油など
髪や頭皮に負担が大きい成分は一切使用していません。
それだけではなく、植物由来の28種の美髪成分を配合しているため、
使用後はトリートメントを使ったあとのような仕上がりになります。
ヘアカラートリートメントって製品によってはあんまり色がつかないものもあったりするのですが、
この製品はそこそこ色づきが良いことと持ちもよいこと、またお風呂で簡単に使えるところが魅力です。
白髪が目立つ私の夫も使用していますが、白髪染めのように嫌な臭いも刺激もなく、
髪が健康的な感じになるのでかなり気に入っているみたいです。
初めての方のみ、以下のページより1000円オフで買うことができるので、
白髪を染めたいけれど白髪染めの害が気になる人は、一度試してみてはいかがでしょうか。
LpLp(ルプルプ)ヘアカラートリートメント
ルプルプも、ヘアカラートリートメントの中では人気が高く、白髪染めとして選択肢にあげられることが多い製品です。
先にご紹介した製品と同じく、髪や頭皮に負担をかけやすい
タール系色素やジアミン系酸化染毛剤は一切使用していません。
天然染料で穏やかに白髪を色づかせることができます。
Wフコイダンと海洋深層水ほか、トリートメント成分の全体重量に対して美容成分を94%も配合しているため、
トリートメントをしたかのような仕上がりになるところも○。
エッセンシャルオイルの自然な香りも評価が高いです。
ヘアカラートリートメントで白髪染めを選ぶとしたら、
最初にご紹介した利尻ヘアカラーか、LpLp(ルプルプ)かなと思っています。
LpLp(ルプルプ)は定期便の2本セットだとものすごく安くなるので、
定期便でOKという方はそちらを選ぶのがお得です。
もちろん、定期便はいつでも解約や変更ができます。
割引はやや少なくなりますが単品買いも可能ですので、定期便はちょっと…という方はそちらを選んでください。
ヘアカラートリートメントには欠点もある
一般的な白髪染めのように、体によくないとされる成分を使っていないヘアカラートリートメントですが、
実は欠点もあります。
一般的な白髪染めって、一度でしっかりと染まりますよね?
そして、一度染めたらしばらくは色が持ちます…というか、染めたところはほぼ半永久的に色が持続します。
なので、1~2か月に1回くらい髪の生え際をリタッチしていれば、白髪が目立たない状態を維持できます。
一方でヘアカラートリートメントの場合。
ヘアカラートリートメントは白髪染めとは違ってキューティクルを開かないため、髪の内部には色素を入れません。
ヘアマニキュアがそうですが、あくまでも髪の表面を色づけるだけなんです。
なので髪は傷みませんが、色がつきにくいことと色持ちがやや悪いです。
特に初めて利用する人の場合、一度使っただけでは完全に白髪を目立たなくすることはできないかもしれません。(髪質にもよる)
数日間連続で使用して完全に色がついたら、その後は数日おきに染めるという感じになります。
一般的な白髪染めに比べて頻繁に利用しなくてはならないため、それが面倒という人には向かないといえるでしょう。
とはいえ、長く安心して使えるというメリットは大きいですよね。
白髪が増えたり薄毛になるのでは…という心配もしなくて済みますし。
まとめ
普通の白髪染めに比べてやや面倒そうな印象があるヘアカラートリートメントですが、
上でご紹介しているヘアカラートリートメントは、すべてお風呂でトリートメントと同じように使えるんですよね。
髪に塗布して時間を置かなくてはならないところが面倒に感じられる人もいるかもしれませんが、
わざわざ美容室に通ったり、髪を染める時間をとったりといった手間がありません。
生活の流れの中で利用できるので、頻繁に使わなくてはならないとはいってもそれほど面倒ではないんです。
というか、むしろ楽かも?
白髪染めを続けることに不安がある方には、ぜひ試してみてほしいと思います。
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