【アフィリ】「いつまでたっても稼げないのはなぜ?」と聞かれたので自分なりにアドバイスしてみた
私の知人に、何年も前からアフィリエイトサイトを運営している方がいます。
ですが、長くやっている割にはあまり芳しい成果が出ないらしく、「稼げないのはなぜ?」と質問をいただきました。
Twitterやブログなどにあがっているブログやサイトの収入報告を目にしては、焦りを感じるそうです。
これまでの自分や経験からアドバイスしてみたので、覚書きとして簡単にまとめておきたいと思います。
稼げない…という人は、参考になるかもしれない情報の一つとして目を通してみてください。
稼げない一番の理由
稼げない理由は人によって様々ですが、一番多いのが、
ことと、
ことでしょうか。
知人にはそんなことないって顔されましたけど…
私が知人の話を見聞きする限りでは、
当てはまっていると思います。
もちろん稼げない理由は上記だけではありませんが、この2つができていないのなら真剣に考え、しばらく実行するだけでも違ってくるはずです。
以下、詳しく解説します。
売れやすい商品やジャンルを扱っていない
一つの商品、あるいはジャンルについて延々と記事を書いたりサイトを作ったりしているけれど、なかなか売上があがらない。
また記事へのアクセスも増えてこない場合、その商品やジャンルはあまりニーズがないのかもしれません。
あるいは、ニーズがありすぎるためにアフィリエイトや企業の参入が多く、
自サイトが上位表示できない可能性もあります。
ニーズがある商品やサービスって、多くの人によく検索されますし、
その商品やサービスを利用するために沢山のお金が動きます。
そういった商品やジャンルで上位表示できれば、大きなお金が入ってくる可能性が高いといえるでしょう。
また沢山の人やお金が動くので、たとえ上位表示できなかったとしても「おこぼれ」である程度稼げたりします。
もちろんニーズがない商品であっても、上位表示して独占できればある程度の稼ぎにはなります。
なので、ニーズのない商品やジャンルがダメだというわけではないのですが、
もともと商品の売れる数自体が少ないこと、加えて動くお金も小さいので効率が悪いんですよね。
その商品やサービスを自分が独占して売る!くらいの勢いじゃないと、まとまった稼ぎにはなりにくいです。
たとえ独占することで稼げていたとしても、パワーのある他サイトが参入してくると、一気に売上が下がることも。
サイト作成で発生する労力を考えると、ニーズがある商品やサービスを扱ったほうが確実に効率的です。
ちなみに知人の場合、さまざまなジャンルを扱う雑記サイト的なものを運営しているのですが、
はっきりいって商品の選び方も載せ方も良くないです。
売るための記事を書いているというよりは、
個人日記の記事の中でぽつぽつと商品を紹介するなど、アフィリ初心者みたいな広告の載せ方をしているのですよね。
カリスマブロガーのブログや、アクセスの大きい人気サイトならそれでも稼ぎにはなりますが、
とくに有名でもない個人のサイトでは難しいです。
もし仮に売れたとしても、載せている広告自体がほとんどお金にならないものばかり。
収入の柱になるような商材が一つもないので、
逆にこれだけで稼げる方がすごいのではと思ってしまいます。
圧倒的に作業量が足りない
あくまでも私のまわりの人たちに関してですが、
ある程度稼ぎがある人のほとんどは、日々圧倒的な作業量をこなしています。
中身の濃い記事を、
ほぼ毎日書いているのですよね。
もちろんはじめたばかりの頃は、サイト運営による収入は全くありませんが、
それでも根気よく更新し続けて今があります。
まあ、モノやサービスを記事でおすすめするのが上手な人、また下手な人もいますので、
稼げるようになるまでの時期にはかなり差がありますが、稼いでいる人って例外なく沢山の作業をこなしています。
私自身も例外ではなく、やはり作業量はかなりのものですし、ただがむしゃらに作業するだけではなく効率も常に考えています。
知人にそれを話すと、「時間はかなりかけている」というのですが…
知人は他に仕事を持っていることと、もともと記事を書くのが得意ではないためか、
私の感覚からするとサイトの更新回数はかなり少ないです。
パソコンに向かえる日はそれなりにありますが、それでも週に1回でも更新できればよいほうなのだとか。
短い記事を1つ仕上げるだけでも、1日以上かかってしまうこともよくあるらしいです。
確かに記事作成には時間がかかっているので、「時間はかなりかけている」というのは間違いではないのですが、
肝心の記事のボリュームが時間をかけた割に少なすぎるので、それではあまり意味がないと思います。
意地悪な言い方になりますが、
私からみると知人は、稼ぐために頑張ってサイトを作っているというよりは、
趣味でブログを更新しているのと変わらないように見えます。
ちなみに、日々たくさんの記事を書いてサイトを作ったとしても、
売上につながるのってそのサイトの中のほんの一部です。
頑張って作業をこなしたとしても、すべてが収益につながることってありません。
ある程度の収益を出せるのって、
作ったサイトの中の2~3割程度だと思います。
もちろん例外もありますが、多くの方は沢山作業をこなしたとしてもその程度しか成果が出せないのですから、
作業量が少なければ少ないほど収益につながる可能性は小さくなるといえます。
どうすれば稼げるようになるのか
あくまでも知人に対するアドバイスになりますが…
まずは上記をやって、しばらく続けてみてほしいです。
日記のような記事をやめる
稼ぐためのサイトやブログを作りたいのなら、日記のような記事ばかりを書き続けるのはやめるべきだと思います。
気分転換として雑記ブログ的なものをやるのは悪くありませんが(このサイトもそんな感じです)、
それを収入の柱にするのは難しいです。
ましてや、知人はローペースでの更新なのですから、日記記事は時間の無駄。
売るための記事をかくことに集中すべきだと思います。
ちなみに「売るための記事」を書くためには何が売れるのか、ニーズがあるのかを調査しなくてはなりません。
その調べ方については以下の記事が役に立つと思いますので、興味をお持ちの方はご覧になってみてください。
作業量を増やす
「作業量を増やす」ことに関しては、知人は毎日ではないにせよ他に仕事を持っているのですから、
やみくもに作業時間を増やすというのは難しいでしょう。
となると、作業効率を上げるしかありません。
普通、同じことを何度もやっていれば、だんだんと慣れてスピードがあがってきますよね。
自分自身に関しても、時間=お金だと考えている節があるので、日々スピード感を意識して作業を行うようにしています。
知人の場合は、もともと性格的にせかされるのが苦手な人なので、のんびりやってしまう癖がついているのではないかと想像します。
(普段から見ていてそう思うので)
なのでまずは、時間を意識することでしょうか。
例えば、1日作業にあてられる時間があるとしたら「○○時までに仕上げる」と決めてしまうとか。
もちろん、急いだことによって記事のクオリティが下がってしまっては元も子もありません。
なので無謀な目標を立てるのはおすすめしませんが、時間を制限することによって緊張感が生まれれば、
一つ一つの作業をダラダラやってしまうことはなくなるはずです。
残念ながら楽には稼げない
私が知人と話していて何度も感じたのは、
「アフィリエイトなら楽に稼げるはず」という思い込み。
私が今回書いたようなアドバイスにはあまり興味を示さず、
なにかもっと簡単に稼げるツールや裏技的な話があるのでは、と思ってるようで何度も聞かれました。
ブラックハットSEOを取り入れるとか、アフィリエイトの作業をサポートするツールなどは探せばありますが、
例えばブラックハットSEOなどは普通にやるよりも大変で、かつお金もかかります。
少なくとも、
知人のようなレベルの人には向きません。
当たり前のように効率的に作業が行える人でないと、難しいです。
しかし私が「○○が言っているような楽な方法はないと思う」と説明しても、「絶対そんなことない、あるはず」の1点張りで、
他にも書ききれないことがたくさんあって超疲れました。
絶対そんなことないなんて、なんでやったことないのにわかるねんと。
何か知ってるんだったら、こっちが教えてほしいくらいです。
気さくに付き合える人ではありますが、知人ともうアフィリエイトの話はしたくないです。
ちなみに知人は、仕事が大嫌いなのだそうです。
まあ、仕事が好きな人って少数ですが、普段から「仕事はしんどいし辛いからしたくない、サイト収入で生活したい」
という言葉をよく耳にしていたので、嫌いなんだろうなと思います。
その言葉からもわかる通り、
知人の感覚では仕事はしんどいものだけれど、サイト収入での生活は楽、なのかなと。
会社での仕事が性にあわない人にしてみると、自宅で仕事ができるというのは楽だといえるのかもしれませんが、
楽に稼げる仕事なんて多分ないです。
あったとしても、
なんらかのリスクや裏があると思います。
アフィリエイトである程度の収益を維持するのって、結構大変です。
いきなり生活ができないくらい収益が減ってしまうことも珍しくはないわけで、メンタルも強くないとやってられません。
アフィリエイトが楽に稼げるものだと思って取り組んでいるうちは、大きく稼ぐのは難しいと思います。
特に最近は、Googleのアルゴリズムの関係により、以前よりもサイトで収入を得るのは難しくなりました。
成果が出ないことに時間を費やすのはムダなので、
やるのなら一般的な仕事をこなすような感覚で、真剣に取り組むことをおすすめします。
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