アフィリエイトサイトのキーワード選定を効率的に行う方法について解説


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アフィリエイトサイトの記事を書く場合に、私が非常に重視しているのが「キーワード」です。

キーワードとは、ページのテーマのベースとなる言葉のこと。

ユーザーは何かを調べる時に検索しますよね。
その時に入力する言葉が、キーワードです。

記事のネタを表す言葉とも言えるでしょうか。



いくら時間をかけて丁寧に記事を書いたとしても、 そのページのテーマがユーザーにとって需要のないものであるのなら意味がありません。

需要がなければ検索自体されませんので、サイトのアクセスを増やすのも難しいでしょう。

逆にユーザーに需要があり、検索されやすいキーワードをテーマとする記事であればアクセスは集まりやすく、 しいては収益に繋げることも難しくはありません。



ただ、検索回数が多いキーワードは競合が多いです。
競合が多いということは、上位表示が難しいということ。

上位表示されなければユーザーに記事が見られることもないため、結局アクセスは増えないという…。

それでは意味がありませんので、検索需要がありかつ競合が少ないキーワードを選定する必要があります。



とはいえ、キーワード選定は自分でやるとかなり時間のかかる作業です。 サイトのボリュームによっては、必要なキーワード情報を得るのに数日かかることも珍しくはありません。

アフィリエイトサイトの作成はやることがたくさんあります。 少しでも時間を節約して記事作成にあてるために、私はキーワード選定のためのツールを使用しています。

というわけで前置きが長くなりましたが、今回の記事では私がおすすめだと思うキーワード選定ツールをご紹介したいと思います。





キーワード選定ツールには無料・有料タイプがある

キーワードの選定ツールには、無料でつかえるもの、また有料で売られているものもあります。

違いは単純に「機能」で、無料のツールは検索需要のあるキーワードを調べることはできますが、 それだけであるものがほとんど。

一方で有料ツールは検索需要のあるキーワードを調べるだけではなく、競合がどの程度いるのかを把握できたり、 購買意欲の高いキーワード(ユーザーが何かを買うつもりで検索している)を調べる機能があったりします。

あと、トレンドキーワードを調べる機能を搭載しているツールも多いため、 トレンド系のアフィリエイトに取り組まれている方は重宝するはずです。



ツールにお金をかけたくないという人もいるかもしれませんが、 キーワードの選定はアフィリエイトサイトを作るのなら避けては通れない作業です。

少なくとも、現在のスタイルの検索エンジンが存在しているうちは絶対に必要な作業なんですよね。

買い切り形のツールであれば一度買えばずっと使えますし、 今後利用価値がなくなることは考えにくいです。

そういった点を考慮すると、 数あるアフィリエイト向けのツールの中でも、コストパフォーマンスは非常に優れているといえるのではないでしょうか。

というわけで以下、私がおすすめだと思う無料・有料のキーワード選定ツールをご紹介していきます。



「無料」のキーワード選定ツールのおすすめ

まずは、無料のキーワード選定ツールをご紹介します。
様々なツールがあるのですが、利用しやすい、参考になると思うものは以下の3点です。



関連キーワード取得ツール(仮名・β版)



「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」は、Googleサジェストより、調べたいキーワードの関連キーワードを一括取得できるツールです。

例えば「アフィリエイト」で取得すると、「アフィリエイト 仕組み」「アフィリエイト広告」「アフィリエイト サイト」 …といったGoogleのサジェストを一括で取得できるというものです。

取得したキーワードをクリックすると、Googleの検索画面へ移動できます。



このツールの便利なところは関連キーワードを表示するだけではなく、 知恵袋をはじめとするQ&Aサイトの情報も取得できるところです。

Q&Aサイトにあるユーザーのお悩みや疑問は、記事を作るうえで参考にできるものであるため、 特に記事を書きなれていない人にとっては活用しやすいのではないでしょうか。

なお、ツールの名称に「仮名・β版」とありますが、かなり前からずっとそのままなのですよねw  今後もこの名称のままなのではと思います。



OMUSUBI

「OMUSUBI(おむすび)」という、ちょっと可愛らしい名称のツールです。



キーワード選定…というよりは、Web検索の結果をユニークなインターフェースで表示させるためのもので、 本格的なキーワードの選定にはあまり役立ちません。

ただキーワードマップという、関連キーワードの相関関係をグラフィカルなイメージで表示させる機能が搭載されており、 サイト構成を考える場合に参考になります。

サイトを作る時、さまざまな角度からキーワードを見ることはとても大切なことだと思っているので、 こういうツールがあるということを頭に入れておいて損はないでしょう。



goodkeyword

「goodkeyword」は、GoogleやBing、Yahooの関連キーワードを取得するためのツール。



GoogleやBing、Yahoo以外にも、Amazonや楽天市場、 YouTubeといった一般的な検索エンジン以外の検索キーワードも調べられる、無料にしては高機能なツールです。

一番最初にご紹介した「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」と同じで、サジェストから取得したキーワードを表示しています。

個人的には、Q&Aサイトの情報も同時検索できる「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」の方が好みなのですが、 Google以外の関連キーワードを調べたい時に利用すると便利です。




「有料」のキーワード選定ツールのおすすめ

次に、有料のキーワード選定ツールについて。

私が特におすすめだと思うのは以下の1、2番目にご紹介しているツールで、いまだに活用しています。

ももんがの方が初心者には使いやすいかもしれません。
とはいえ、どちらもできることは似ているので、試したいというのでなければ両方手に入れる必要はありません。

アフィリエイト系のツールにしては、いずれも価格がお手頃なんですよね。 なのにいろいろなことを調べられるため、重宝しています。



キーワード発掘ツール「ももんが」

主要な検索エンジン、楽天などの主要な大手物販サイトの関連ワード取得をはじめ、トレンドワード、 ライバルチェック(競合)の調査、絞り込み検索など、キーワード選定で知りたいことはこのツールでほぼ把握できます。

キーワード選定ツールは1~2万を超えるものも少なくありませんが、 ももんがは5,980円(税込/2019年6月時点)というリーズナブルな価格で販売されています。

特に初心者におすすめです。



キーワードスカウターST



キーワードスカウターSTは、ブルーオーシャンとなるキーワードを探し出すためのキーワード選定ツール。

できることは最初にご紹介したももんがと似ており、検索エンジンの関連キーワードをはじめ、 トレンドワードやライバルサイトの調査など、キーワード選定でやりたいことのほぼすべてを行うことができます。

こちらも5,378円(税込/2019年6月時点)と、非常にリーズナブルなんですよね。

ツールだけではなく、購入特典として「稼ぐための具体的なジャンル情報」や、 「稼いでいるアフィリエイターが使用しているツールの情報」ほか、 初心者がアフィリエイトに取り組む際に知っていると便利な情報がもらえます。

購入特典が欲しい人は、キーワードスカウターSTを選びましょう。



Pandora2

Pandora2もキーワードを選定するためのツールです。

先にあげたツールが検索エンジンの情報を元にキーワードを表示するのに対し、 Pandora2は広告データをリサーチして、どのような商材がどのようなキーワードで売れているのかを調べることができます。

広告が出稿されているキーワードって、基本的には利益が見込めるキーワードなんですよね。

広告を出すにはお金が必要です。
利益が出ないキーワードにはお金を継続して出すことはできませんから、広告主は広告を出稿する前に綿密に精査を行っています。

Pandora2は、その広告データのキーワードをリサーチできるんです。
いわば「売るため」のキーワードを選定できるツールだといえるでしょう。



先のツールと比較すると、正直価格は高めです。

ですが、単純にアクセスを集めるためにキーワード選定を行うだけではなく、 売るためのキーワード選定が行えるというのは、ライバルサイトに対する大きなアドバンテージに繋がります。

売れるキーワードで上位表示できればそれだけのリターンが見込めますから、 その可能性を考えるとむしろお手頃だともいえます。

特に収益を重視する方には、重宝するツールです。
実際に、PPC広告を利用している人のキーワードリサーチにもおすすめ。



キーワード選定ツールは絶対役立つので持っておいた方が良い

先にも述べた通り、キーワード選定はアフィリエイトサイトやトレンドサイトにとっては不可欠な作業です。

やらなくてもサイトは作れますが、需要のないキーワードで記事を書いてもアクセスが集まりにくいため、 収益に繋がりません。

そんな記事は書くだけ無駄です。

収益を効率よく得たいのなら欠かせないのですが、 キーワード選定はサイトのボリュームによっては数日かかることもあるため、 時間のない人だと難しいというネックがあります。



しかし有料のキーワード選定ツールなら、 数日かかってようやく得られるようなキーワード情報をたった数時間で手に入れることができるんですよね。

アフィリエイト系の有料ツールってサブスクリプションタイプ(一定期間ごとに費用が必要)のものが少なくありませんが、 キーワード選定ツールにおいては期限なく使えるものが多いところも、コスパが高いです。

今後、キーワード選定にかかる膨大な時間を大幅に節約できるという点を考えると、 持っておいて損はないツールだといえます。

私はあまりツールは利用する方ではないのですが、キーワード選定ツールだけは活用度の高さから周りにもおすすめすることが多いです。



【補足】なぜそのキーワードで検索されているのかを考えることが大切

補足ですが、以前同業の人たちと作業会兼勉強会なるものを実施した時のこと。

キーワードの話をしたときに、「そのキーワードを記事タイトルとか記事内に多く含めればよいんですよね?」と聞かれたことがありました。

それ、ちょっと…というか全然違います。
そんな手法が流行ったこともあったかもしれませんが、少なくとも10年以上前のことです。

もちろん、タイトルなどにキーワードを含めたほうが良いことには違いないのですが、それだけでは全く意味がないです。



そもそも、ユーザーは何かを調べたくてそのキーワードを選んで検索しているだけあって、その言葉が入った記事を探しているのではありません。

なので、「何を調べようとしているのか」というところにフォーカスして記事を作る必要があります。

キーワード調査は、ユーザーが「何を調べようとしているのか」を知るために行うのであって、 「キーワードをタイトルとか記事内に多く含める」などという手法に用いるために調べるのではないんですよね。

なのでサイト記事にするキーワードを選んだら、「ユーザーは何を調べるつもりでそのキーワードを選んだのか」という点についてよく考えるようにしてください。





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