中華レトロゲーム機「retromimi PocketGo SRPJ2204」を買った 5千円以下とコスパ良すぎて感動
今まで使っていたAndroidベースの携帯ゲーム機が性能的に限界だったので、
中華製の携帯ゲーム機「retromimi PocketGo SRPJ2204」というモデルを買いました。
なにそれ?と思われる方もおられるかもしれませんが、主にはレトロゲームを遊ぶためのゲーム機です。
ファミコンやメガドライブ、プレステ…(ほか多数)など、昔のさまざまなゲーム機で動くレトロゲームをプレイできるんです。
製品にもよりますが、数千円から1万円くらいで買えるので、ものすごくお得感が大きいんですよね。
まあ私自身はそれほど昔のゲーム機に詳しいわけではありませんが、子供の頃からファミコンをやっていた世代なので、
レトロゲームにはまあまあ親しみがあります。特にRPG系は昔のタイトルの方が好きかもしれません。
中華製…というところで大丈夫なのかと不安を感じる人もいるかもしれませんが、
レトロゲームが好きなら買っても損はないと思います。
というわけで超簡単にご紹介します。
retromimi PocketGo SRPJ2204の主な仕様
今回購入したretromimi PocketGo SRPJ2204(以降、PocketGo)は、数ある携帯ゲーム機のなかでも特にサイズが小さく、
なんとわずか100gという軽さを実現しています。
軽いスマホでも160g~はあるという点を考えると、非常に軽量です。
【retromimi PocketGo SRPJ2204】
・液晶: 2.4インチIPS(320x240)
・対応ゲーム: NES/GB/GBC/GBA/SNES/SMD/SMS/PCE/NEOGEO/MAME
・付属品: Micro SDカード(8GB)、USBケーブル、SFCカラー交換用ボタン
・TV出力対応、イヤホン3.5mm
・MicroSDカードスロットあり(最大128GB対応)
・バッテリ内蔵(1000mAh)
お値段は2019年10月時点で¥4,980。
タテ型もあるのですが、そちらは少し高くなっています。
ゲーム機のサイズが小さいぶん、液晶サイズも2.4インチと小型なので、細かい表示を見るのが苦手な人にはお勧めしません。
まあでも、昔のゲームってドットが大きく荒いので、潰れて細かい部分が見えない…なんてことはあまりないのですよね。私的には無理なく遊べる感じです。
バッテリの駆動時間はきちんとはかっていませんが、1回の充電で6時間以上は遊べているので十分でしょう。(画面の輝度はやや低めに設定しています)
ちなみにOSはLinuxです。
冒頭で、以前はAndroidベースの携帯ゲーム機を使っていたと述べましたが、Androidってアプリのアップデートが結構頻繁にあることと、
Androidバージョンが古くなると対応しないアプリが出てきたりして、ものすごく使いづらいんです。
アップデートが始まると、CPU等のリソースをアップデートにとられるためか
ゲームがカク付いたりするし…。まあ、秋葉で買った古いモデルなので、仕方がないといえばそうなのですが。
その点Linuxベースの本製品は上記のような事はないため、アップデートを気にせずに安心して遊べます。
PocketGoの外観
PocketGoの外観です。
ものすごく小さいということが分かると思います。
画面が小さいところは賛否両論あるかもしれませんが、約100gと軽いので長時間ゲームしていても手が疲れません。
色んなゲームで遊べるようになっています。
といっても、先にも書いたようにデータは自分で入れる必要があります。
PocketGoの上部。
左右にLRボタン、間にmicroSDスロット、TV出力、USB、イヤホン3.5mm、リセットボタンが並びます。
左側には電源のオンオフ。
簡単に動かないので、手が当たって切れてしまうなんてことはありません。
右側。
音量ダイヤルです。
この位置が、ちょっと不満でしょうか。
柔らかいダイヤルなので、いつの間にか手が当たって音量が小さくなってしまうことが何度かありました。
それ以外には不満はありません。
PocketGoの注意点
簡単にではありますが、PocketGoの注意点について。
ゲームソフトは入っていません
中華製のゲーム機の多くには、「贈りもの」などと称して(…笑)レトロゲームが大量に付属している製品があります。
いいのか悪いのか(版権とか)は置いておいて、、、ソフトが入っているゲームならすぐに遊ぶことができるのですが、
今回ご紹介しているPocketGoにはソフトは一切入っていません。
自分で吸い上げたゲームデータを、付属のSDカードに入れる必要があります。(microSD内にある、「roms」というフォルダに入れる)
ソフトがないという人、またゲームデータの吸い上げ方がわからないなんて人は、
最初からソフトがついているモデルを買うのが無難です。
ソフトがついているゲーム機はPocketGoよりもお値段が高めになりますが、
何千本~1万本以上のソフトがついているゲーム機も少なくはなく、お得感は大きいと思います。
この記事の最後の方で評価の高い製品をご紹介していますので、参考にしてみてください。
付属のMicro SDカードはフォーマット厳禁
このゲーム機は、ゲーム機自体にOSが入っているのではなく、付属のMicro SDカードに全てのデータが入っています。
なので、Micro SDカードをなくしたりデータを消去してしまったら一巻の終わりです。
ゲームをMicro SDに入れる時にうっかりデータを消したり壊してしまわないよう、注意しましょう。
私自身はMicro SDカードの容量を増やしたかったので、
一旦パソコンにPocketGoの全データのイメージをバックアップしてから、
そのデータとゲームデータを自前の32GBのMicro SDカードへコピーし、PocketGoに入れて使っています。
Win32 Disk Imagerのようなソフトを使ってイメージのバックアップをとるのがおすすめです。
別のMicro SDカードや、パソコンにバックアップデータをとって置いておくと、
うっかり必要なファイルを消してしまっても戻せるので安心です。
日本語には非対応
いくつかの中から表示言語を選べるようになっていますが、日本語には対応していません。
しかし英語が選べることと、特にややこしい設定はないため操作には問題ないと思います。
2020年1月追記:テレビ出力使えません
TV出力端子が搭載されていますが、試してみたところ使えませんでした。
正確には音はちょろっと聞こえる感じなのですけど、画面が砂嵐で映りません。
ひょっとすると、これ専用のケーブルか何かがあるのでしょうか?
まあ、わざわざ画面出力(しかもRCA端子のだし)して使う人なんていないと思うので、特に問題というほどではありませんが、
たまには大きい画面でやりたいなと思ったときにできないのは残念。
ちなみに、なぜか縦型のモデルにはTVケーブルがついているようなんですよね。(購入した人の開封写真にありました)
横型にはついていませんでした。
それならひょっとすると使えるのかも?と思ったりしています。。。
ソフトが最初から入ったレトロゲーム機が欲しい人は
途中にも書いた通り、PocketGoにはソフトは一切入っていないため、自分でデータを入れなくてはなりません。
そのやり方がよくわからない人や、面倒…なんて人には、ソフトが最初から入ったレトロゲーム機がおすすめです。
以下、おすすめの製品を集めてみました。
全般的に評価が高く、私自身も買うかどうかで候補にしていたモデルです。
Whatsko RETRO GAME RS-97
3022種ゲームを搭載した、WhatskoのRS-97。
3インチのHD液晶を搭載するなど、ご紹介しているPocketGoよりも画面が大きいためにゲームがしやすいです。
また性能も高く、Opendinguxと呼ばれるカスタムOSを入れることでPlayStationのゲームも遊べます。(多少の知識が必要です)
お値段もほどほどに安いです。
あと、バッテリーの取外しも可能なのですよね。
なのでバッテリーが劣化してきても、以下のBL-5Bと交換可能。
バッテリーが変えられるのは、携帯ゲーム機としてはメリットが大きいと思います。
Whatsko LDK LandScape
次に、Whatskoの「LDK LandScape」というモデル。
先にご紹介したモデルではプレステ等のゲームを動かす場合、Opendinguxと呼ばれるカスタムOSを自分で入れる必要がありましたが、
このモデルはOpendinguxを標準搭載しているため自分で入れる必要がありません。
ソフトも14000本と、桁違いに多いです。
画面サイズが2.7インチ(320×240)と小さいことと、最初のRS-97よりも価格があがってしまう点が残念ですが、それでもコスパはものすごく高いです。
沢山のゲームで遊びたい人にはピッタリなゲーム機だといえるでしょう。
Whatsko RG350
そして最後は、Whatsko RG350というモデル。
2019年10月に出たばかりの、最新のレトロゲーム機です。
なお、私はWhatskoの回し者ではありません。商品もらってステマとかそういうのもないので。一応念のため書いておきます。
OpenDingux搭載で様々なゲーム機(20種以上)のゲームが楽しめます。
ゲームの数も、14000以上と多種多様。
他のゲーム機と比較してCPU性能が高いため、
性能が必要なプレステなどのゲームもするする動く…と、まだ新しいモデルながら評価も高いんですよね。
3.5インチ(320×240)のIPS液晶搭載で操作がしやすく、きれいな画面表示を楽しめる所やHDMIに対応している所も魅力。
新製品で高性能であるため、今回ご紹介した中では一番高価ですが、
高価とは言っても1万円代前半でこのレベルのゲーム機が買えるというのは、なんとも…ですよね。
使い勝手の良さと多くのゲームで遊べるという点にこだわるなら、これが一番おすすめです。
おわり
というわけで、そろそろ終わります。
私はもともとゲームプレイはパソコンが多いのですが、携帯ゲームってちょっとしたスキマ時間にできるので、あると重宝するのですよね。
中華製のゲーム機は、日本にあるようなゲーム機に比べるとちょっと使い方に癖があってユーザーフレンドリーでは
ない部分もあるのですが、ソフトやハード面でのコストパフォーマンスは抜群に良いです。
興味をお持ちの方は、是非チェックしてみてください。
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