シャンプー 薄めて使っても問題ない?きれいになる?
あまり肌が強くないためか、普通のシャンプーを使うと頭が乾燥してかゆくなってしまう私。
ちょっとお高めのアミノ酸シャンプー(kurokamiスカルプとか)などだと大丈夫なのですが、それでも冬場は乾燥してしまうため、
洗髪後に保湿剤をつけて対応していました。
頭皮を保湿するの、結構面倒くさいんですよね。
保湿しすぎると髪がべたついて気持ち悪いし、かといって保湿が足りないと、あとから乾燥が気になってきます。
私にあった程よい洗浄力のシャンプーはないものかと試行錯誤したあげく、
シャンプーをほどほどに薄めればよいことに気づきました。
そうやってここ1年くらい、薄めた普通のシャンプーで髪を洗うようになりましたが、
普通に汚れは落ちていますし、保湿剤も一切不要に。
シャンプーの洗浄力が強すぎる…という方は、一度試されてみてはいかがでしょうか?
というわけで以下、シャンプーを薄めて使うコツについて解説します。
シャンプーの原液は濃すぎる
一般的には、シャンプーのボトルから出した原液で髪を洗うのが普通であり、
多くの方がそうやって洗髪していると思います。
ですが実はシャンプーって、原液のままだと洗浄成分が濃すぎて、
私のような敏感肌の人には洗浄力が強すぎるのだとか。
洗浄力が強すぎるシャンプーで髪を洗うと、当然ですが乾燥します。
皮脂=悪のように言われることがありますが、皮脂を落としすぎると頭皮を保護するものがなくなるので、
頭皮は失われた皮脂を補おうと余計に皮脂を分泌するようになります。
結果頭がべたつきやすくなるなど、頭皮環境の悪化に繋がってしまいます。
洗いすぎるのってよくないんですよね。
また私のようにもともと乾燥しやすい場合だと、かゆくなったり抜け毛の原因になるなど、さまざまなトラブルの原因にもなります。
実際、私が通っている美容室の美容師さん(男性)は、季節によってはシャンプーを薄めて使うこともあるそうです。
よほど洗浄力の弱いシャンプーでない限り、薄めても汚れは落ちるし、むしろ洗いすぎることの方が害が大きいとか。
シャンプーをすると頭皮が乾燥してしまう人は、一度シャンプーを薄めることを試してみると良いのではないでしょうか?
シャンプーを薄めて使う場合のコツと注意点
シャンプーを薄めて使う場合の注意点について、以下にまとめてみました。
使うたびに水で薄めるようにする
シャンプーを薄めて使う場合は、シャンプーのボトルに直接水を入れて薄めるのではなく、
使う分だけだして薄めるようにしましょう。
シャンプーボトルに直接水を入れて薄めてしまうと、
成分が薄まることによって防腐作用がなくなり、シャンプーが腐敗する恐れがあります。
必ず使うときに使う分だけ出して、薄めるようにしましょう。
私は洗面器に少量のシャンプー原液を出して、お湯で薄めるようにしています。
軽く泡立つくらいに薄めるのが適当
シャンプーは少々薄めたとしても、洗浄力は残ります。
とはいえ、薄めすぎると洗浄力がなくなって汚れが全く落ちなくなる可能性もありますので、適度に薄めましょう。
目安は、薄めたシャンプー水を手でかき回すと泡がたつくらい。
手でかき回したときに全く泡が立たない場合、薄めすぎの可能性があるため、シャンプーの量を増やしましょう。
石鹸シャンプーは薄めて使うのはNG
多くのシャンプーは薄めて使っても問題ありませんが、
石鹸が主成分のシャンプーは薄めて使うのはNGです。
理由は、石鹸は一般的なシャンプーとは界面活性剤としての作用が異なるから。
一般的なシャンプーに使われている合成界面活性剤は、ある程度薄めても洗浄力は残ります。
ですが石鹸の界面活性作用は、合成界面活性剤のそれとは異なるため、一定以上に薄めると界面活性剤としての働きが失われてしまいます。
石鹸シャンプーは、モコモコとした泡が常時立っているくらいでないと、キレイに洗えないのですよね。
というわけで石鹸シャンプーは薄めて使うのはNGです。これは石鹸の性質によるものなので、どうしようもありません。
とりあえず試してみよう
どんなシャンプーを使っても乾燥が気になる…という人は、
とりあえず薄めてシャンプーを使ってみることを試してみてはいかがでしょうか?
私の場合、これまでは一般的な洗浄成分の強いシャンプーなんてとんでもないという感じだったのですが、
薄めて使いだしてからというもの、少々洗浄力が強い市販シャンプーでも平気になりました。
快適なだけでなく、
お値段の高いシャンプーや保湿剤が不要になり、ヘアケアのコストがかからなくなるという嬉しいオマケです。
極端に皮脂が多い方にはあわない可能性がありますが、
私のように乾燥しやすい人にはおすすめの洗髪方法だと思います。
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