ロリポップ!ハイスピードプランのメリット・デメリットについて解説 WordPressが高速動作するレンタルサーバー


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ロリポップ!レンタルサーバーの「ハイスピードプラン」は、最安で月額550円~のリーズナブルなレンタルサーバープラン。

価格がお手頃であるのにもかかわらず、LiteSpeedと呼ばれるWebサーバーソフトウェアを採用することでWordPressを高速動作させられるという特長を持ちます。

容量も転送量にもかなり余裕があり、ビジネス用途にもおすすめできるレンタルサーバーです。

今回は、そんなハイスピードプランの特徴やメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。

※当ページに記載の価格はすべて税込です。



ハイスピードプランの主なスペック

以下は2021年4月時点で公開されている、ハイスピードプランの主なスペックです。

月額料金550~1100円
ディスク容量320GB
転送量/日600GB/日
独自ドメイン無制限
MySQL無制限
簡単インストールWordPress、ownCloud、baserCMS、EC-CUBE、Bootstrap
無料SSLあり
7世代バックアップ有料で利用可
電話サポートあり
商用利用

ディスク容量320GB、転送量は1日あたり600GB、独自ドメインやMySQLは利用無制限…と、 下位プランとは比較にならないハイスペックな内容を持ち合わせたプランです。

一つ下のスタンダードプランも、レンタルサーバーではハイスペックといえる内容でしたが、 今回のハイスピードプランはディスク容量も転送量も倍以上と、非常に充実した内容を実現しています。

ハイスペックであるだけでなく、ハイスピードプランはWebサーバーソフトウェアに「LiteSpeed」を採用しているため、 WordPressを高速動作させられるという特長があるのですよね。

「LiteSpeed」は、下位プランで採用されている「Apache」とは異なる新世代のソフトウェアで、 特にWordPressのようなPHPを利用する環境では採用するメリットが大きいです。

大規模なWordPressサイトを持っている、もしくは運営予定という方にぴったりのプランだといえます。



料金については、月額550~1100円と他のプランに比べると上下にかなり幅があります。

その理由ですが、他のプランは6か月以上の契約で最安価格になりますが、 ハイスピードプランは最大36か月契約で最安価格の月550円になるという特殊な料金体系を採用しています。

具体的には

ハイスピードプランの月額料金

1、3か月契約 1,100円
6、12か月契約 825円
24か月契約 693円
36ヶ月契約 550円

契約期間によって、上記のような割引料金でのレンタルを実施しています。

短期間契約だと高額になりますが、36か月契約だと一つ下のスタンダードプランの最安料金と変わらない価格になるのですよね。

長期契約が必要となるものの、ハイスピードプランのスペックを考えるとこれは破格ともいえます。



加えて、ハイスピードプランは契約時の初期費用がかかりません

あくまでも2021年4月時点での料金体系によるものですが、他のプランのように初期契約時にかかる1650~3300円の費用がかからないため、低コストで契約できます。

長く使うことがわかっているのなら、できるだけ長期で契約するのがお得だといえるでしょう。



ハイスピードプランを利用するメリットとは

ハイスピードプランを利用するメリットについて、以下にまとめてみました。


WordPressが高速に動作する

ハイスピードプランを利用する一番のメリットは、WordPressが高速動作するという部分です。

先にも述べた通り、ハイスピードプランのWebサーバーには下位プランとは異なる「LiteSpeed 」と呼ばれるソフトウェアが採用されており、他のプランと比較して処理速度が速いという特長があります。

WordPressに関しては、LiteSpeed採用のサーバーで使える WordPress専用のキャッシュプラグイン「LiteSpeed Cache」を利用することで高速に動作させることができます。

また処理速度の速さより、急なアクセスの増加にもスムーズに対応できるなど、 アクセスの多い大規模サイトの運営に適した特長を持ちあわせています。



一応言っておくと、「Apache」を採用する下位プランが遅いというわけではありません。

ですが「LiteSpeed」に比べると「Apache」は処理に時間がかかりやすいこと、 また急なアクセス増加への対応が苦手です。

とはいえ、アクセスの大幅な増減は大規模サイトでは避けられません。

特にWordPressは性質上、アクセスが増えると極端に重くなりやすいため、 WordPressサイトを快適に運営したいのであれば、高速処理を得意とする「LiteSpeed」採用のハイスピードプランが向いているといえるでしょう。


価格設定が他のプランに比べるとお得

ロリポップ!レンタルサーバーで提供されている他のプランと比較して、 若干料金体系が違うハイスピードプランですが、スペックを考慮すると他プランよりも確実にコスパは高いです。



ロリポップ!レンタルサーバーは、短期契約よりも長期で契約することで月額料金が安くなるという料金体系を採用しています。

具体的にはハイスピードプラン以外のプランでは、6か月契約以上を行うことで最安値になります。

対してハイスピードプランでは、6か月契約~契約期間が長くなればなるほど価格が安くなっていき、 36か月契約で最安値になるという料金体系を採用しています。

これを見て、ハイスピードプランだけ36か月も契約しなければ最安にならないのか…と残念に思われる方 もおられるかもしれませんが、それはちょっと違います。



他のプランでは6か月契約以上で最安となりますので、例えば12か月や24か月契約を行ったとしても、それ以上価格は下がりません。

ですがハイスピードプランの場合、6カ月未満の契約だと月1100円の料金がかかりますが、6か月契約で月825円、24か月契約で月693円、36か月契約で月550円と、長く使えば使うほど価格が下がります。

そもそもハイスピードプランのスペックを考えると、6か月契約の時点(月825円)で最安でもおかしくありません。

ですが長期契約することで、さらに割引が適用されるようなよりお得な料金体系を採用しているんですよね。

最安になる36か月契約では、一つ下のスタンダードプランの最安と変わらない価格まで料金を下げることができてしまいます。



ちなみに36か月契約する場合、最初に一括で36か月分の料金を支払う必要がありますが、それが難しい人もおられますよね。

そんな場合には6か月や24か月契約など、無理なく支払いができる契約期間を選んで契約するとよいでしょう。

6か月や24か月契約では最安価格にはなりませんが、ある程度の割引は適用されます。

ハイスピードプランのスペックを考慮すれば、6か月契約以上で適用される割引価格であれば、十分に安いです。


電話サポートが利用できる

ハイスピードプランでは、メールやチャットサポートに加えて「電話」によるサポートが利用できます。

下位プラン(エコノミープランライトプラン)では、 電話サポートが利用できないため、急ぎの質問があったとしてもメールやチャットを利用するしかなく、どうしてもやりとりに時間がかかってしまいます。

ですがハイスピードプランでは電話サポートが利用可能であるため、 トラブル発生時など、急いでサポートに対応してもらいたい場合に便利です。

特にビジネスでレンタルサーバーを利用する場合は、電話サポートへの対応は心強く感じられるのではないでしょうか。


ドメインずっと無料に対応している

ハイスピードプランは、現在ロリポップ!で実施されている「ドメインずっと無料」のキャンペーンに対応しています。

ドメインずっと無料とは、ある一定の条件を満たしたうえで契約を行うことで、 ドメインが無料でもらえるというキャンペーン。

具体的には

・12か月以上の契約期間での契約
・自動更新の設定

サーバー申し込み時、一定期間内に上記の条件を満たしたうえで契約を行うことで、 ムームードメインで使えるドメイン無料クーポンがもらえます。

そのクーポンを使うことで、ドメインが無料取得できるというわけです。

ドメインが無料になるのは最初だけではなく、先に挙げた条件を満たし続けている限りは更新費用も無料です。

反対に条件を満たさなくなった場合、次からはドメインの費用を支払わなくてはならないため、 ドメインを無料で使い続けたい場合は契約期間等を変えないようにしましょう。


上位プランへのアップグレードに対応

ハイスピードプランは、上位プランへ簡単にアップグレードできる機能に対応しています。



通常プランを変更する場合、まずは他のプランを新規契約したうえで、 現行プランから新規プランへデータを移動させる必要があります。

プランの新規契約の際に初期費用が必要となるほか、データを移動させる手間まで発生してしまうなど、 いろいろと面倒が多いのですよね。

ですがプランのアップグレード機能を利用すれば、 初期費用は必要ありませんし自分でデータを移動させる必要もありません。

現行プランと上位プランとの月額料金の差額を支払うだけで、あとは簡単に上位プランへと変更することができます。



ちなみにハイスピードプランの上位というと、エンタープライズプランになります。

ハイスピードプランでも、大規模なサイトの運営には十分に対応できるのですが、 例えば法人化するとか、さらに複数の大規模サイトを運営する…となった時に、エンタープライズプランに変更したいと考えることがあるかもしれません。

上位プランへのアップグレード機能は、そんな場合に重宝するはずです。



ハイスピードプランのデメリットについて

次にハイスピードプランのデメリットについてですが、特筆するようなデメリットはみあたりません。

ハイスピードプランは、レンタルサーバーの中ではトップクラスともいえるスペックの高さを備えながらも、 価格が非常に安いです。

特に長期契約をした場合、 下位のスタンダードプランの最安価格と変わらない価格にまで割引されるなど、 破格ともいえる料金体系を実現しています。

ハイスペックでも価格が高いと、ユーザーにとって良いプランとは言えませんが、 ハイスピードプランの内容で現在の価格であれば、お得でしかありません。

大規模サイトやWordPressサイトを運営しているのであれば、 このプランを選んで損をすることはまずないといえるでしょう。



とにかく高速動作を重視する人におススメのプラン

以上が、ロリポップ!レンタルサーバーのハイスピードプランの特徴になります。

容量や転送量、データベースなど余裕のあるスペックを備えているだけでなく、 WebサーバーソフトウェアにLiteSpeedを採用することで高速処理を実現しているハイスピードプラン。

運営サイトの規模によってはオーバースペックとなるため、コスパを重視する人はその点に注意が必要ですが、 ロリポップ!レンタルサーバーの中ではもっともお得感の大きいプランだといえます。

特に大規模サイトを運営している人や、WordPressサイトを運営している人(する予定の人)にとって、 ハイスピードプランの利用はメリットが大きいといえるでしょう。

アクセスの多いサイトやWordPressサイトを高速動作させたい

そんな方におすすめのプランです。

6か月契約以上で割引料金が適用され、36か月契約で月額料金が最安となるため、 価格を安くしたい人はできるだけ長期の契約期間を選択するようにしましょう。





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