サイトの上位表示には「長文記事」が効く?もっと効率の良いサイト作成方法はないのか
サイトやブログを運営している方なら、検索結果の上位ページに表示されたい…なんて考えるのではないでしょうか?
特にアフィリエイトやアドセンスを実施するなど、収益目的で運営しているならなおさらです。
サイトを上位表示させる方法については、これまでにもいろんなやり方を目にしてきましたが、
その中の一つとして有名、かつ長く続いているテクニックに「長文記事を書く」というものがあります。
長文記事での上位表示…と聞くと、古いこと言ってるなと思われる人もいるかもしれませんが、別に今でも通用します。
というか、長文記事が上位表示されやすいのは、普通に考えると当然のことともいえるかもしれません。
理由は、長文記事のほうが内容が濃くなりやすく、ユーザーの知りたいことが多く掲載されている可能性が高いからです。
知りたいことが掲載されているということは、ユーザーにとって役に立つ記事だということ。
ユーザーにとって役に立つ記事だと検索エンジンに判断されれば、その記事は上位表示しやすくなります。
なので長文って、今でも上位表示には悪くないのですが、実は私、長文記事って基本的に苦手というか嫌いです。
自分も書くことはあるので完全に否定はしづらいのですが、読むのが面倒くさい。
急いで答えを知りたいのに、答え探しなんて面倒くさいことさせるなよ!って読んでいるうちに腹が立つこともあります。
サイト運営者からすると「じゃあ読むなよ」という感じですが…
とにかく長文記事は嫌いです。
とまあ、私の好き嫌いはおいておいて…
毎回長文記事を作成するのは大変です。
となると、短めの記事で上位表示できないのかって、考えますよね。
実際のところ、どうなのでしょう?
できないのでしょうか?
上位表示のためには「長文記事」を書いた方がよいのか
流行り廃りのある上位表示のテクニック。
一時期流行って、あっという間に廃れてしまう手法も少なくありませんが、「長文記事」に関しては時期によって差はあるものの、
いつの時代でもそれなりに評価はされやすい気がしています。
そんなことを話していたら、
「上位表示されやすいのなら、長文記事を書きまくった方が良いのでは?」
なんてことを言った、アフィリエイト関係の知人がいました。
確かにそれもアリなのかもしれませんが、長文記事の作成って半端なく時間も労力も消費します。
(ここでいう長文記事とは、5000~1万文字を超えるくらいの記事のことです。)
記事を作成するにはまず、記事のネタ探しから始まり、記事の構成作りや内容の調査、画像を入れるのならその選定等々、
どれだけ急いで書いたとしても1~2日で1記事が限界というところ。
書きまくるとはいっても、長文だとそれほど記事数を増やせないんですよね。
まあ何年も前であれば、コツコツ長文記事を書いてサイトを育てるというのも、悪くなかったかもしれません。
ですが今は個人が当たるサイトを作るのには時間がかかります。
1年、2年ではきかないかもしれません。
それに、せっかくアクセスが増え始めたとしても、
Googleの気まぐれ(健康アップデートのような、内容の良しあしに関係なく)で、いきなりサイトが終わってしまう可能性もないとは言えません。
なので、作るのに時間がかかる「長文記事」ばかりを書くというのは、
上位表示のテクニックとしては効率が悪すぎます。
そもそも長文記事でなくても、載せる内容を工夫すれば上位表示することは普通にできるんですよね。
なので、あえて長文にこだわる必要はないと思います。
文章の長さではなく、ジャンルやテーマ選びにこだわる
長文記事の量産は、時間も手間もかかります。
コストをかけられるのなら、外注することで記事作成はスピードアップできますが、
継続して長文記事を他人に作成してもらうとなると、結構費用がかさむんですよね。
費用はかさみますが、それだけのリターンが期待できるとは限りませんし、
場合によっては大赤字にもなりえます。
その余裕があるのならばともかく、長文記事の量産が難しい…なんて人は文章の長さにこだわるのではなく、
まずはジャンルやテーマ選びに注力するようにしましょう。
当たり前ですが、
手ごわい競合がたくさんいるジャンルだったり、Googleのアップデートを受けやすいジャンルは向きません。
というか私は選びません。
いろいろなやり方がありますが、例えば…
人気ジャンルの中でニッチなテーマを扱った記事
例えば、「人気ジャンルの中でニッチなテーマを扱った記事」。
人気ジャンルはもともとたくさんの人が記事をかくため、競争が激しすぎて上位表示は難しい傾向にあります。
ですがその中でもニッチなテーマの記事だと、ほかに書いている人が少ないので「おこぼれ」のアクセスがくるんですよね。
大したアクセス数にはならないけど、ほかにない記事なので中身をしっかり読んでくれることが多い(収益化しやすい)です。
ガジェット系の製品記事・新製品記事
ガジェット系の製品記事というのは、パソコンとかスマホとかその辺のデバイス類の製品記事です。
もともとアクセスがきやすいジャンルなのですが、新製品は特に注目されやすく、
早めに記事を作成しておくと結構大きくアクセスを集められます。
そして実際に売れます。
本来だと、新しく作ったばかりのサイトはなかなかアクセスが増えませんが、
製品を紹介するサイトは他のサイトよりも早い時期からアクセスが集まりやすいです。
サイト作成のモチベーションを保ちやすいという点で、おすすめです。
1サイトで同じテーマの記事だけを扱うようにする
実は当サイトのような雑記サイトは、アクセスをたくさん集めたり、ものを売ったりするのにはあまり効率がよくありません。
テーマが定まっていないため、Googleからみると何のサイトなのかがわかりにくいんですよね。
上位表示できないわけではありませんが、特定のキーワードで上位表示しづらく、
そこを目指すとなると結構な記事数が必要となってくることがほとんどです。
記事やコンテンツのボリュームを抑えつつも、上位表示することを目指すのなら、一つのテーマに特化したサイトを作りましょう。
その方が検索エンジンに「特定のテーマに詳しいサイト」認定されるためか、そのテーマで上位表示しやすくなります。
またユーザーから見ても詳しいサイトに見えるためか、雑記サイトよりも扱っているモノが売れやすいです。
これまで、数百以上のサイトを作成してきて感じることなので、間違いありません。
短文記事はどうか?
当たり前ですが、短文記事は作成するのがものすごく楽です。
短文の定義が難しいのですが、例えば1500文字以下くらいの記事を短文記事とします。
そんな短文記事で上位表示は難しいのか…?
とお思いの方もおられるかもしれません。
もちろん、短文記事でも内容によっては上位表示可能です。
短文記事なら、1日に数記事を書き上げることも難しくはありませんので、大きめのサイトを作るのも楽ですよね。
しかも、短文だとユーザー的にも読むのが楽・記事内に答えを見つけやすいなど、悪くない感じです。
ただ、短い文章だと記事の内容が浅くなってしまいやすく、上位表示が難しいんですよね。
文字数が少なくなるため、どうしても他人の記事と内容が似通ってしまいやすくなるところも、短文記事のデメリットです。
一瞬上位表示できるかもしれませんが、あっという間に他のサイトに追い抜かれてしまって、順位は安定しません。
なので短文記事は、私的には「むしろ書く意味なし」という感じでNGです。
まあ、場合によっては書くときもありますが。
まとめ
長文記事を作成するのが嫌な人は、記事のジャンルや内容にこだわって、
「上位表示ができるだけ楽にできる」テーマでサイトを作成していきましょう。
テーマを選べば、やや短めの記事でも上位表示は難しくありません。
「そのテーマを見つけるのが難しいんですよ」とよく言われますが、
いくつも繰り返してサイトを作っていると、なんとなくわかるようになってきます。
まあ、そのテーマがアフィリエイトの収益につながりやすいテーマとは限らないのですが、とにかくわかってきます。
(むしろ、アフィリエイト案件にこだわりすぎないことが大事かも)
なので先に挙げた例を参考に、とにかく作ってみてください。
そういう記事だと、
ある程度まとまった数の記事を作成するにしても、長文記事を何本も書くほどの手間はかかりません。
楽というほどではないですが、長文を延々を書き続けるよりも難易度は低く、精神的にはかなり楽に記事作成を続けられます。
記事作成におすすめのツール【あると確実に便利】
サイトのテーマ探しや記事作成を楽にしてくれるツールのなかから、
実際に私が使ってよいと思ったものをご紹介します。
一度買うとずっとつかえるタイプなので、サイト運営するなら持っておいて損はありません。
まずキーワード選定のためのツールについて。
サイトの記事の内容を考えるのに、ものすごく活躍してくれます。
しかもこの手のツールにしては安いところが◎。
2種を上げていますが、いずれも同じような機能を搭載しているため、買うならどちらか一方でOKです。
参考記事:アフィリエイトサイトのキーワード選定を効率的に行う方法について解説
そして次は、WP(ワードプレス)を使う方におすすめのテンプレート。
ツールではありませんが、ワードプレスでたくさんサイトを作っていきたいという方には、ぜひチェックしていただきたいです。
このテンプレートがあれば、知識がない人でも整ったサイトが簡単に作れます。
またアフィリエイトに役立つ機能がたくさん搭載されているので、収益目的でサイト運営する人は特に重宝するはず。
お値段は安くはありませんが、複数サイトにずっと使っていけるのでコスパは抜群に良いです。
参考記事:稼ぐためのサイトを作りたいなら「AFFINGER」をおすすめします
上記のツールやテンプレートは、アフィリエイトサイト、一般サイトなどどんなサイト作成にも活用できます。
時代とともに廃れていくようなものではないため、本当に必要なものだけにコストをかけたいという人におすすめです。
ぜひチェックしてみてください。
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