高品質ココナッツオイルを安く買うには?
一般的なオイルと比較して、体に良い影響があるといわれるココナッツオイル。
健康を心掛けている人をはじめ、ダイエット中の方などにも人気がありますが、
他のオイルと比較してやや価格が高めです。
たっぷり使いたいから、もう少し安く買えればな…なんて考えたことがある人もおられると思います。
今回は、ココナッツオイルを日常の食事に気軽に取りいれたい、という人におススメのココナッツオイルをご紹介します。
ココナッツオイルを安く買いたいなら海外製品をチェック
ココナッツオイル、最近はスーパーなどでも見かけるようになりましたが、数ある油の中でも価格は高め。
製品にもよりますが、他のオイルと比較すると3~10倍くらいのお値段の差があります。
まあ高いとはいっても知れていますが、たっぷり使いたい人や、家族が多かったりすると選びにくいオイルですよね。
でも試してみたい…。
そんな人におすすめなのが、海外製のココナッツオイルです。
日本だとやや価格が高めのココナッツオイルですが、
海外製品だとオーガニックの高品質なオイルであっても日本の半額くらいで買えることが少なくありません。
サプリとかもそうですよね。
海外だと安く手に入る製品が、日本だとバカ高かったりするのは珍しくないです。
そんな事を話すと、安くても海外製だと品質面で不安があるのでは?
と言われることがあるのですが、きちんとしている海外製品の品質基準は日本並みかそれ以上にきちんとしています。
質が高いものを安く手に入れられるため、私自身も日常使いしている海外製品がいくつかあるくらい。
スーパーに売られているココナッツオイルって高いな…と思われたことがある方は、一度海外製品を試してみてください。
お手頃で買いやすい高品質ココナッツオイルは?
海外製のココナッツオイルと一口に言っても、さまざまなタイプのオイルがあります。
何を選んだら良いのかがわからないという人向けに、ここではお手頃な値段であるのにもかかわらず、
クオリティの高いココナッツオイルをご紹介いたします。
Jarrow Formulas オーガニック ココナッツオイル
まずはじめにご紹介するのは、Jarrow Formulasが提供するオーガニックのココナッツを使用したオイル。
iHerbという海外のショッピングサイトでは473gいりの小ボトルと、908gの大ボトルが提供されています。
その時のレートにもよりますが、小ボトルだと1000円しないんですよね。日本製ではこの価格設定はありえません。
このようにお手頃な価格であっても、「エクスペラープレス」と呼ばれる低温圧搾&発酵法で分離する製法で作られており、クオリティは高いです。
ココナッツオイルの中には香りが残っているものもありますが、
本製品は香りがないため、通常の料理のオイルとしてはもちろん、スキンケアなどに使用されている方も多いです。
惜しみなく使えるため、日常用におすすめ。
Amazonや楽天でも童謡の製品を購入できますが、お値段が倍以上と高いです。
リンク
海外サイトはちょっと…という方はともかく、お値段重視ならiHerbのようなサイトでの購入がおすすめです。
海外サイトですが簡単に買えますし、配送も早いです。
Spectrum Culinary オーガニック・バージン・ココナッツオイル
そして次は、Spectrum Culinaryのオーガニック・バージン・ココナッツオイル。
こちらも先にご紹介した製品と同様、エクスペラープレス(低温圧搾&発酵法で分離)による製法で製造されており、
クオリティは高いです。
容器にガラス瓶が使われている所も○。(大抵はプラスティック)
未精製ですが、私は香りは気にならない印象です。
サラダのオイルはもちろん、炒め物などにも使っていますが、とてもおいしいです。
香りが全くしない方が使いやすいという人は、先にご紹介した製品をおすすめします。
Artisana オーガニック、生ココナッツバター
パンやクラッカーのお供におすすめなのが、Artisanaのオーガニック生ココナッツバター。
純粋なココナッツオイルではなく、ホールココナッツをピューレしたものが混ざっており、ココナッツならではの風味がします。
またR.A.W.(ロー・未加工)タイプであるため、通常のオイルよりも栄養価が高いです。
味はピーナッツっぽいナッツのような風味があり、好きな人は好きだと思いますが(私は好き)、逆に苦手な人もいるかもしれません。
通常のココナッツオイルだと味や風味が薄くて、パンに塗って食べるには味気ない…という人におすすめ。
パンに塗ってからトーストすると、カリッとしてとてもおいしいです。
こちらも日本のショッピングサイトで購入可能。
お値段は海外サイトのほうが安いです。
リンク
ココナッツオイルのあれこれ
なぜココナッツオイルが良いといわれているのかという理由と、ココナッツオイルを使う際の注意点について簡単に解説します。
ココナッツオイル なぜ良いといわれるのか?
ココナッツオイルには、飽和脂肪酸の1種である「中鎖脂肪酸」が多く含まれています。
一般的にオイルは消化吸収に時間がかかるため、摂取してもエネルギーとなるまでには時間がかかりますが、
中鎖脂肪酸は消化吸収が早くすみやかにエネルギーに変わりやすいという特徴があります。
これは、体内に滞在する時間が短く、摂取した油が皮下脂肪や内臓脂肪に変わりにくいということを意味しています。
なので、ダイエット中の方に人気があるんですね。
エネルギーに変わりやすいため、体力が低下している方にもおすすめされることが多いです。
ほかにも、ココナッツオイルの成分に含まれる「ラウリン酸」には、抗菌および抗酸化効果が期待できるといわれるなど、
健康や美容のためにも活用できるのですよね。
またビタミンEも多く含まれます。
ご紹介したココナッツオイルはいずれも食用ですが、食用だけではなくスキンケアに利用されている方が多いんですよ。
ココナッツオイルはちょっと癖があるため、肌への使用は少しずつがおすすめですが、万能に使えるオイルだといっても過言ではないでしょう。
ちなみにココナッツオイルを購入する場合は、
低温圧搾&発酵法で分離するエクスペラーと呼ばれる製法を取り入れたものが、より品質が高くおすすめです。
高温で圧搾したものよりも栄養が多く酸化の心配が少ないこと、また化学処理を行っていないため安心して利用できます。
酸化に強く加熱料理にも向いている
先にも述べた通り、ココナッツオイルは飽和脂肪酸が多く含まれているため、
熱による酸化に強いという性質があります。
なので炒め物や揚げ物にも向いているんですよね。
私自身、炒め物や揚げ物にはココナッツオイルか、もしくは同じように熱による酸化に強いオリーブオイルを使うことがほとんど。
というか、加熱調理用のオイルはその2種しか常備していません。
油を使った加熱料理をすることが多い…なんて人は、ココナッツオイルを取り入れてみてはいかがでしょうか?
低温で固まりやすく使いづらい場面も
良いところばかりのように思えるココナッツオイルですが、他のオイルよりも低温で固まりやすいという性質を持っており、
やや使いづらいと感じるかもしれません。
例えば一般的なサラダ油やオリーブオイルなどだと、室内であれば固まってしまうことはありませんが、
ココナッツオイルは融点が24度であるため、それを下回ると白く固形化しはじめます。
なので使おうと思ってオイルをみたら、真っ白に固まっていてかたくて取りだせない…なんてことがおこります。
夏場は大丈夫な事が多いですが、特に冬は使いづらいです。
対策としては、ココナッツオイルが固まりかけの時にスプーンで全体を混ぜ、柔らかいペースト状にして取りだしやすくしたり、、
あらかじめ製氷機などでキューブ状に固めてから、料理やお菓子に使うという手もあります。
私はキューブ状に固めて使うことが多いです。
このちょっと面倒な所は、ココナッツオイルの欠点だといえるでしょう。
ちなみにスキンケアに使う場合も、上記のようなオイルの性質を考えたうえで使わないと、不快なことになる可能性が高いため要注意です。
摂りすぎは太るもと
ココナッツオイルは体脂肪になりにくく、ダイエットをしている方向けのオイルです。
とはいえ所詮は油なので、他のオイルと同じようにカロリーは高く(1gあたり9kcalのカロリー)、摂りすぎればカロリーオーバーとなります。
これまでの食生活を変えずにココナッツオイルをプラスしたとしたら、痩せるどころか太ってしまう可能性も否めません。
それを防ぐためにも、ダイエットのためにココナッツオイルを取り入れる場合は、これまで使っていた油をココナッツオイルに置き換えるのがおすすめです。
そのやり方なら全体のカロリーは増やさずに、ココナッツオイルのメリットだけを享受できます。
以上、参考になれば幸いです。
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