「収入高いほうだし、これくらいいいか」 高収入の貧乏人はこれが多い


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どちらかというと収入高いほうだし、これくらい使ってもいいかな。なんて考えで衝動買いしてしまう人、いますよね。

私の知り合いにもいました。
確かに収入は高いのですが、お金の使い方が荒くて…。

マネー系のメディアサイトなどで、高収入な割に貯金が少ない人の話を見かけることがありますが、 「自分は高収入だ」という思い込みからお金遣いが荒くなったり、見栄を張ってブランドものばかり買ってしまい、 ふと貯金をみると100万程度しかない…なんて、結構あるのだそうです。

いくら高収入でも、散財グセがあるのは怖いですよね。

収入は良いほうだから、ちょっとくらいいいだろう…なんて考えてお金を使ってしまうクセがある人は、気を付けたほうが良いかもしれません。





高収入な人は節約する人、散在する人に分かれる

高収入とはいっても、ここでさしているのは「ほどほどに高収入」な人のことです。

年収5千万、億…のようなとびぬけて収入が高い人は、少々散財してたとしても無茶しなければお金は残るでしょうから、問題ないと思います。



具体的な額を言うのは難しいのですが、例えば1千万を少し超えるくらいの収入だと、ちょっと無駄遣いが多いと手元にはあまりお金が残りません。

そもそも、税金や社会保障費などを支払った時点で多く残らないんですよね。

また東京などの都心に住んでいたりして、さらに家庭を持っていたとしたら1千万はそれほど裕福な部類ではありません。

でも、なんとなく自分は高収入な方だという意識があるから、日用品でもちょっといいモノを買ったり、 外食を頻繁にしたりとよく考えずに使ってしまいます。

そんな生活でもお金がたまらないなんてことはありませんが、収入がある割に貯まっていないことにある時気づきます。



収入がそこそこ高い人、私のまわりには結構いてたまに皆で食事をしたりするのですが、 収入が高い人って散財が多い人と、節約家のどちらかに分かれませんか?

もちろんバランスの良い使い方をする人もいますが、みていると結構はっきりと分かれているように思います。

例えば散財する人の例だと、家賃30万、50万~のタワーマンションに住んだり、生活全般が派手だし、お金の使い方が大胆すぎてよほど収入あるんだろうなと思ってしまいますが、 実際はそれほどではないという…。

信じられませんが、お金について何も考えていない人って、いるんです。



そんな人がいるかと思えば、飲み物は水筒持参、ランチはほぼお弁当で節約しているなという感じの人もいるんですよね。 まあ食事は、節約より健康を考えてのことかもしれませんが。

節約家でも収入はそこそこあるので、必要なものにはお金はしっかり出しますが無駄がない印象です。

本当のお金持ちは「ケチ」だよ。
と、以前の職場で誰かが言っていましたが、そうだと思います。

まあケチというより、堅実といってほしいですよね。



少々使ってもお金が減らないくらいの高収入であるのならともかく、 ほどほどに高収入という状態は、人によっては危ない状態なのかもしれません。



「そこそこ高収入だけどお金遣いが荒い」人としばらく付き合ったが…

昔の話ですが、収入1千万を少し超えるくらいの方とお付き合いしたことがあります。

もちろん将来のことを見据えた関係で、一緒に生活をしていました。
多分、2年くらいだったでしょうか。

その方、単純に恋人として付き合っていたころからかなり羽振りは良かったのですが、一緒に暮らしてみて、 お金を貯めるという概念が全くないことに気づいたんですよね。

あと、見栄っ張りでした。

・ブランドものしか持ちたくない
・高級住宅街に住みたい(体裁がいいから)
・値段を考えずに物を買う
・見栄を張って人におごることが多い

基本的に、他人からどういう風に見られているかという体裁をとても気にする人で、ブランドものを身につけたがったり、 住まいも高級住宅街しかダメだという人でした。

その時の家賃は、月25万円弱だったと思います。
東京なので、その値段でもさほど広くないですし、駅からも遠くて不便でした。

その方がもともと住んでいたところに、私が引っ越しをするという形で同棲生活が始まったのですが、 物の買い方がひどくて何回か言い合いになったことがあります。

特に私はフリーランスで、細かいお金の行方を曖昧にしない癖がついているので、 彼のお金の使い方がおおざっぱすぎて正視できませんでした。



あと、人におごることも多かったですね。
お祝いだとか何か理由があっておごるのではなく、「これくらい大したことないから出すよ」なんて見栄を張っておごろうとするんですよね。

親戚ですらそういう彼の性格を知っていて、彼におごってもらうつもりで遊びにきたりするのでうんざりしていました。

利用されてるだけなのに、本人は「高収入でゆとりがあって気前が良い」という人柄を気取っているつもりなのですから、情けなかったです。



もちろん、貯金はほとんどありません。

自分よりも10歳以上年上(当時40過ぎだったかな)の人だったので、これだけ使っていてもある程度は貯めているだろうと思っていましたが、 通帳には常に数十万程度しかなくて、かといってなんらかの金融資産があるわけでもなく…。

お金のあるなしだけで結婚を考えるのはどうかと思いますが、かといって結婚はきれいごとではないので、 お金のことを全く考えないのもどうにかしています。

さすがにその時の彼の状態のままだと、子供ができたときや、さらには老後に苦労することが目に見えていますよね。

私自身ももちろん働いていましたし結婚後も働き続けるつもりでしたが、 私がせっせと貯金をしている横でパートナーは散財…なんていうのは無理だなと思ったので、最終的には別れました。

別れて正解だったと思います。



自分を高収入だと思わないのが良いのかも

誰でもお金を持つと、多少は無駄遣いしてしまいたくなるものだと思います。

また高収入な人って周りにもそういう目で見られやすいので、体裁を気にするような人だと節約しにくかったりするのですよね。

「お金あるのに、なんで節約してるの?」みたいな。

節約って良いことですが、一線を越えると「ケチ」や「貧乏くさい」イメージにもなってしまうため、敬遠してしまう人もいるのでしょう。



ただちょっとした散財が習慣になると、長い目で見ると何万~何百万と残るお金に差がついてきます。

逆にちょっとした節約が習慣になると、収入が高い分、目に見えてお金が残っていくのを実感できるんです。

お金にはゆとりがあると思うから、「なぜ節約なんてしなくてはいけないのか」としんどいことのように感じてしまうわけで、 最初からお金がなければ使いようがないので、節約も当たり前の日常になります。

というわけで、自分が高収入だとは思わないのがお金を貯めるコツだといえます。

目的なくお金を貯めるのではなく、お金を貯めて資産運用するとか、セミリタイア…などを若いころから目指せば、 逆に節約が楽しくなるんじゃないかなと思っています。





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